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名古屋 3タイトル ワースト記録樹立はなぜ?

 

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主要都市 行きたくない観光地8位と最下位 

 

名古屋は交通事故14年間連続日本一、それに強盗9年間日本1のほかに、もうひとつ、ワースト記録を樹立した。それは主要都市のなかで行きたくない観光地8位と最下位だった。

 この汚名を返上したいと考えた大学生グループはなぜか『名古屋めし』をまた、日本中に売り込もうと考えている。実は関東のひとにも関西のひとにも名古屋の何を食材に使っているのかわからないほど調味料を入れるのは「もうかんべんしてほしい」というのが本音。これは名古屋の味で育ったひとにはわからない味覚の問題なので、事実を追及しても無駄である。日本でいうところの絶対音感がアメリカの超一流の交響楽団でまったく通用しなかったのと同じ。

 それより、名古屋の魅力はゆったりと街に空間があること。東京や大阪にないのは、都市機能がありながら、ゆったりくつろげる空間がまだ多く残されていることだ。こまごまとした小さなテナントビルに小さいテーブルに狭い椅子ではなく、欧米規格の店舗が路面店にほしいところだ。

日本のなかでも珍しいのは大須商店街のような日本の歴史を感じさせてくれる観光客がゆったり楽しめる観光地だ。ところが、ここにも地元近くから自転車が入り込み、ひとをポールにように縦横無尽にすり抜ける。

名古屋はデザイン都市宣言の街である。これほど理工系と体育系で優れたアスリートと頭脳アスリートを輩出しているのに、彼らの殿堂がない。中区にいたっては辺鄙なところに図書館があり、その存在すら知られていない。これほど空間をもてあますように3キロにもおよぶ公園に美術館、科学館しかないのはなぜだ? ランの館は消滅したが、それより江戸時代の歴史博物館でもつくってほしい。そうすれば、中部に育った英傑たちや現在のアスリート、天才たちの足跡がひとびとに理解してもらえるのではないだろうか?

こうした企画、デザインの基本コンセプトを生み出すためにも大学が中区にサテライトキャンパスを復活させてほしい。できれば観光客や長期滞在者のための英語の授業も必要だ。なぜ、タイの首都バンコクが世界トップレベルの観光地に躍り出たのか?

チョムラーンコーン大学の文学部は長期滞在者のために文学部によるタイ文化の授業を行っている。英語による授業料は安く、人気だ。